個室ブースに特需/日経_210123 事業シミュレーション

【思ったこと】

 個室ブースを事業化した場合のシミュレーションを考えてみました。


 レンタル料/15min_250円は、新聞の事例(名古屋_大名古屋ビルヂング→名古屋でトップクラスのオフィスビル)を、賃料_20,000円/坪_月は、名古屋駅周辺のオフィスビルの坪単価をイメージしています。

 図面(20坪、66㎡)をもとに、個室ブース(1.3㎡/個)を部屋に置いてみましたが、通路を考えると、思ったほど置けないようです。20坪で、20~30個位で考えることになりそうです。

 事業シミュレーションを検討する場合、今回のケースでは、前提条件として、上記の10個を挙げてみました。

 →賃料、box数、稼働日数・時間・・・。

 この前提条件を「いろいろいじくって」みて、事業としての「実現可能性」を検討することになります。

 その際に、変動する前提条件を以下のように、並べて検討すると、イメージしやすいと思います。

 x軸_box数

 y軸_稼働率


 こうやって並べてみると、「赤枠の部分が(最低限の)採算ラインになりそうだ」という「あたり」が見えてきませんか?

 図面からすると、box数は22個位がちょうどよさそうなので、以下を採算ラインとして検討することになります。

box数_22個 稼働率_40% 経常収支/月_400千円

 この「稼働率40%」の評価が難しいところですね・・・・。貸会議室大手TKP社のIR資料(以下)によると、稼働率/年平均が「46%」とのこと。

 ある程度の固定客(近隣のオフィスビルに入居する企業との法人契約など)をしっかり確保出来れば、狙えなくはないのかな・・・ といったイメージですね。

 

NBCコンサルタンツ 事業再生推進部

NBCコンサルタンツが、主に事業再生に関する情報をお伝えするサイトです。

0コメント

  • 1000 / 1000