【記事の概要】
アシックスが、内蔵センサーで走り方を分析する新しいシューズを発売した。
⇒36,300円 先行予約は好調とのこと。
着地の衝撃、ストライド、着地の角度等のデータを新製品開発に生かす他、食材の提案や医療・保険分野にも応用する。
シューズを売るだけでは終わらないビジネスモデルへの転換を目指す。
【思ったこと】
今流行りの、DX(デジタルトランスフォーメーション_ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる)の事例紹介の記事です。
数年前まで、日本のマラソンランナー(特にある程度のシリアスランナー)の履くシューズの主流は、圧倒的に「薄底」のアシックスでした。
しかし、設楽悠太選手や大迫傑選手が、「厚底」のナイキのベイパーフライシリーズを履いて、日本記録を更新した以降、あっという間にナイキが主流になり、アシックスは隅に追いやられてしまいました。
私自身は、いわゆる日本人的な足(甲が高くて、幅が広い)をしているので、日本製の靴の方が相性が良く、ここ数年は、アシックスのシューズを履いています。
ランニングに関するデータの収集は、(ランナーの間では、)かなり普及しているGPS搭載のランニングウォッチにより、活かしきれないほどの多くの情報を(既に)得ることができています。
⇒ぺース、距離、カロリー、心拍数・・
既に得ることができる上記のデータに比べて、このエボライドオルフェでしか得られないデータ(着地の衝撃、ストライド、着地の角度等)が「より有益である」ことを、ランナーに伝えることが出来るのでしょうか?
ランナーは一旦、良いと思ったら、普及はあっという間であることは、ベイパーフライシリーズの普及で証明済です。
がんばれ、アシックス!!
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