エアビーが促す観光業の変革/日経_201217

【記事の概要】

 エアビーは、空き部屋を旅行者らにネットで仲介する民泊サービスの草分け。

 宿泊客にホテル以外の幅広い選択肢を提供し、貸し手は使っていない部屋で収入が得られる「シェア経済」を広げて成長をしてきた。

 注目すべきは、コロナ禍への迅速な対応。

 1_ネット活用_海外旅行客の急減を受けて、近場の宿泊先を優先的な表示することで顧客をつなぎとめた。

 2_感染対策_感染対策の詳しい手順を示し、同意が得られない場合は予約を受けない。

 3_コスト削減_全社員の1/4を削減して経営を効率化。


 地方に多くの空き家を抱える日本では、地域創生の担い手として期待する声がある。

 ⇒ワーケーションの拠点としての活用など・・・。


【ネットの声】

・企業より個人が主役で人と人を信頼でつなぐビジネスモデル。スケールを目指しながらこのコアバリューを守り続けるのは本当に難しいのがシェアリングエコノミー。 エアビーは他のプラットフォームより群を抜いてその思想を体現していると思います。


・コロナでリモートワークが拡がり、ワーケーションの長期滞在が増えていくのだから、ワクチンで感染症拡大が収束しさえすれば急速に復活成長することは容易に想像できる。


【思ったこと】

 現在、高山に来ています。ガッツリ、雪です。

 昨日は、高山のスキー場の活性化について、お客様と話をしていました。

 ・ゲレンデの見晴らしの良い展望台にキャンプスペースを作る。

 ・リフト券の販売で行列ができないような工夫を考える。

 ・広大なアスファルトの駐車場があるのが強み。

 ・フリーで使える水道があれば、キャンパーも使いやすい。

 

「ITを使って、情報発信と集客の仕組みを作る」


 やる気になれば、0円から始められることではありますが、地方の観光業では。まだまだ手付かずの部分が多いと、記事を見て再認識しました。





 




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