【記事の概要】
政府が検討してきた大手銀行、大手商社、メーカーなどの人材を地方の中小企業に派遣する仕組みが2021年春にも本格的に動き出す。
中小企業に転職した人材の給与の一部を補助するために、予算を30億円計上。
数年で約1万人の登録をめざす。
人材リストは、官民ファンドのREVICが担い、具体的なマッチングは、地方銀行や人材紹介会社が手掛ける。
【ネット上の声】
・バンカーの給料を税金を使って守りつつ、地方企業へ高級派遣しますよ。という歪んだ仕組み。
・送る側、行く人、受け入れる側の期待値や利害調整が一筋縄ではいかないのが課題。まずはライトな形で始められる低報酬の副業からのトライアルを積み重ねていくことが重要。
【思ったこと )
銀行から事業会社への人の流れは、「出向」という形で以前から存在しています。出向の場合、給与は、銀行持ちでになります。
一方で、今回の仕組みは「転職」なので、給与は当然に事業会社持ちになります。よって、その費用負担の一部を補助金で賄うという仕組みです。
都市部から地方へ人材をスムーズに動かす仕組みは、「地方創生」を考えると、とても重要だと思います。
「実家が地方で、今は都会で生活をしているが、両親が年を取ってきたので、地方に戻りたい」という人材が、この仕組みを活用することで、スムーズに転職できることを期待します。
0コメント