【記事の概要】
三井住友銀行が専門部署「事業再生グループ」を正式に部署化。
昨年4月以降、1年間で約30件の実績を積み上げた。
「小規模事業者から地域産業全体まで、多様な形での再生支援に取組む構え」とのこと。
~主な実績~
レナウン・イワヰ_民事再生手続を開始後に、DIPファイナンス ※1を実施。
※1 DIPファイナンス_再建型法的整理手続きである民事再生法等の手続き申立後、計画認可決定前までの融資をいう。また、もっと広い意味で、「つなぎ資金融資で、既存債務から優先して返済するもの」という意味で使用されることもある。
【ネット上の声】
三井住友銀行は、20年前の金融危機の際も、他行に先駆けて再生チームを組成し、かなりの効果を発揮した。
こうした取り組みは、他の金融機関にも広がっている。
【思ったこと】
中小企業の事業再生ステージにおける資金調達手段について、まとめてみました。下から2番目の「保証協会付融資」での調達ができないと、一気に選択肢が限られることが問題点だと思っています。
三井住友銀行について、どの位の金利水準を想定しているのか? 地銀も追随するのか? 今後の動向に注目したいと思います。
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