事業再構築補助金の第一回目募集の締め切りが、土壇場で延長(4.30→5.7)になったので、まだ第一回目募集が完了していませんし、当然に結果もまだわかっていません。
→21年6月中旬の公表とのこと。
そんな中途半端な状況ではありますが、既に2回目の募集時期が公表(5月10日開始)されていますし、私自身、約10件程度の申請のご支援を行い、何となくではありますが、ポイントが見えてきました。
今日から、数回に渡り、この補助金の申請書作成のポイントについて、紹介をしようと思います。
現在、書こうと思っているポイントは以下となります。
1_フォーマット →今日の内容
2_目次
3_事業再構築の類型
3-1_「思い切った事業再構築」とは?
3-2_FCの利用の是非
4_審査項目との整合性
5_認定支援機関の選び方
6_補助金の申請額
6-1_つなぎ資金の考え方
7_計画書の内容
7-1_事業分析・コロナ禍の影響
7-2_クロスSWOT分析
7-3_事業計画
7-4_本事業で取得する主な資産
7-5_数値計画
1_フォーマットについて
公募要領P25に、事業計画書のフォーマットについて、以下の記載があります。
①最大15P。
②word等で作成。
③見積書の添付は不要だが、極力早急に備えることを推奨
①最大15P
要領P23にある申請書の記載事項(以下)を抜け漏れなく記載しようとすると、15Pはかなり「少ない」印象で、実際に作成してみると、やはり、いかに「削るか」という作業になりました。具体的な構成については、2_目次 で書きます。
②word等で作成。
事業計画を作成する場合、フォーマットとして考えられるパターンは主に以下だと思います。
1_ワード_A4縦
2_パワーポイント_A4横【採用】
3_ワード_A4横
web、youtube等で情報収集したところ、上から順に多いような印象でした。おそらく、ものづくり補助金の旧フォーマットや経営革新計画の現フォーマットが、「ワード_A4縦」であることの影響ではないかと思っています。
しかし、私は以下の理由により、「横」を選択することにしました。
・クロスSWOT分析等を作成する場合、「横」で作成したほうが「見やすい」から。
→クロスSWOTは横に長い体裁なので、縦だど、文字フォントがかなり小さくなってしまいます。
【ワードA4縦】
【パワーポイント_A4横】
③見積書の添付は不要だが、極力早急に備えることを推奨
現実に補助事業を進めようとすると、設備投資の内容を詳細に検討すること(例 工作機械_加工技術の幅、加工速度、加工サイズ・・ クラウドサービス_複数のサービスを比較検討)は、事業計画の実現可能性を検討する際に重要なポイントとなると思います。
また、申請書作成の時点では、原則「着手前」の段階です。
以上からすると、以下のようなイメージで、見積検討の過程(松竹梅)を、計画書に盛り込むことは「あり」だと思います。
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